Column No.001 最終更新日 2003.04.16
|
小学生の時に初めて習ったんですが、子供ながらにローマ字ってすごいなぁと思いました。母音と子音に分けることにより、規則正しくひらがな50音を表記できる手法に素直に感心したものです。(ほんと) しかし、そんな規則正しいローマ字にもイレギュラーな文字が存在します。例えば、 そもそも日本にローマ字が伝わったのは安土桃山時代。フランシスコ=ザビエルらを始めとしたキリスト教布教に伴い、広まっていったそうです。 さて、ローマ字が伝わって300年、明治時代になってローマ字の綴り方を規格化しようという動きが起こります。1885年(明治18年)に田中館愛橘(たなかだて・あいきつ)が唱えたのが「日本式」、ローマ字ひろめ会が1908年(明治41年)に発表したものが「標準式」(今ではヘボン式とも言われる)です。 どこがどう違うかは、細かく書きませんが、先の例で挙げた左側が日本式で右側がヘボン式といったイメージです。その他長音の表記の仕方なんかが異なります。ちなみにヘボンというのは当時横浜に暮らしていたアメリカ人医師で、確かにヘボン式の綴り方の方が外国人が発音しやすいように見受けられます。一方日本式の方が規則性は高いです。 |
この2種類の他にも、独自な綴り方を提唱する団体もあり、ローマ字の綴り方は多種多様となっていましたが、1937年に内閣訓令の綴り方で統一を図る動きが出ました。この綴り方を「訓令式」と言い、現在のベースになっています。しかしその後の日本の敗戦で、進駐軍がヘボン式を強要したこともあって、綴り方の混乱状態はなお続きました。 その後、1989年には訓令式を基に ISO 3602(Documentation -- Romanizatio of Japanese)が国際規格として制定されました。しかしそれでも、パスポートの表記がヘボン式ベースでなければならないこと、”円”の表記がyenであることなど、未だに統一されていないのが実態です。 で、やっと本題になるんですが、なぜこのサイトが”Banusi.com”なのかというと、国際標準のISO規格に準拠するためなのです!。 1回目のコラムは競馬からとんでもなく脱線しましたね。ま、いっか。 |